望月さんと一緒にボランティアに行ってきました。

んにちは。大船渡の石橋です。

6月21日に陸前高田の長部小学校へ望月さんと一緒にボランティアに行ってきましたのでご報告します。
一緒に望月さんを支援している小池夫妻も一緒でした。

池夫妻は石橋家で前泊して、
翌日の朝、野菜の苗、土、プランターをトラックに満載した望月さんと現地で合流しました。
長部小学校の校庭には仮設住宅が建っており、
その住民に野菜の苗をプレゼントするというのが今日のミッションです。

まずトラックから、プランターと土を降ろして、
プランターに土を入れていきます。
作業を始めると仮設住宅の住民の方々が次々と集まりだし手伝ってくれました。
中には手が土で真っ黒になっている人もいました。
「みなさんてきぱきしていますね」と私がなにげなく言ったら、
「百姓だからね」と返ってきました。
そして、1時間もしないうちにトマトとなすとピーマンが植えられた
プランターが50個完成しました。


望月さん撮影

災前は百姓でなくとも家庭菜園で野菜を作っていた人も多いでしょう。
そんな方々にとってみれば、野菜の種をまいたり苗を植えたりするこの時期に
何もできないのはとても悔しかったと思います。
今回の作業をとても生き生きと手伝ってくれたのがとても印象的です。

私も野菜を少し作っていますが、水遣りをしたり、雑草を抜きながら、
野菜たちが少しずつ大きくなっているのを見るのはとても楽しい事です。
野菜の手入れをすることによって、
被災者の心の傷が少しずつ癒えていけばいいなあと思いました。

で望月さんに聞くと、
野菜配りはあくまできっかけで
あとで野菜を配った家を回って、野菜の話をしながら、
最終的には心のケアをすることが一番の目的と話しくれました。

私もまた野菜の様子を見に来ようと誓って長部小学校を後にしました。